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おばちゃんの一日一日・・・

日々思ったことを、素直な思いで綴っていきたいと思っています。

おばちゃん ゲットする

昨日は予約した菓子を無事購入することができた

 

私と同じことを考える人はいるものだ

昨日は夕方にもかかわらず

店の前には車が数台止まっていた

私と同じく当日狙いでなく

日にちをずらした客が増えたようだ

店内には客待ちの菓子がところ狭しと置かれてあった

 

看板おばあちゃんが一人で手際よく

レジと商品の受け渡しの作業をしていた

おいくつだろうか?

見た目80歳は超えているようにみえる

 

3年前のことだった

その前の年にこのお店の菓子をもらった

それがあまりにもおいしかったので

当日予約もせずにその店に行った

軽い気持ちで

恐ろしい実態を知らずに・・・

 

お店の前は異様な雰囲気だった

多数の車が縦列駐車しているのに

店舗の入り口は閉まっている

店舗横には工場があり

そこへ続く長蛇の列

 

  とりあえず私はここに並べばゲットできるのね

 

ところが列が前に進んでいくにつれて

私はあることに気付いた

 

  ここは予約客専用列じゃん!!!

 

レジを終えた客は

みなさん大きな箱を2,3個積み重ねて帰っていく

一体何個買っているの?

半端ない数に間違いない

お一人様50個からもしかして100個以上か?

私は10個もあれば十分だというのに

 

  「大量に買うのは当地の風習なのです

   みなさんそれを包み直して

   親戚や知人に配るのです

   年中行事の一つのようなもので

   当地の中心市街地や若い人達の間では少なくなりましたが

   郊外ではまだその風習が残っているようです」

 

どうしよう

私とんでもないところに紛れ込んでしまった

 

と思っていたら

私のすぐ後ろに並んでいたおばあちゃんが

大きくため息をついた

 

良かった~

予約しなかったとんでもない客は

私一人じゃなかったみたい

 

仲間意識を感じた私は

おばあちゃんに話しかけた

 

  私→ すごい列ですね

     私このお店に初めて来たんですよ

     なのでここに並んでいるみなさんが

     予約されている方たちだとは知らなかったんです

     どうも出直してこないといけないみたいですね

 

後ろのおばあちゃん→

     実はね私も予約していないからどうしようかと思っていたの

     年々予約している人が増えていくみたいで

     今日こんなに列をついているとは知らなくてね

     ところであなた何個買いたいの?

     ダメかもしれないけど私が頼んでみてあげる

     多分少し余分はあるはずだから・・・

     レジをしてるのはここのおかみさんで

     私の同級生なのよ

     彼女はね女学校の頃は計算が得意な頭のいい娘だったの

     私から頼めば何とかなるかもしれないわ

 

   私→嬉しいです!!!

     是非お願いします

     それにしてもおっしゃる通り

     おかみさんの手際いいですよね

 

女神さまが現れた

と私は思った

余分がなければこの駆け引きはなかったことになるが

私は余分があることと

女神さまの手腕を信じてみることにした

 

いよいよその時が来た

私の前に並んでいる人がお財布からお金を出しているときに

女神さまがおかみさんの元へ行ってそっと耳打ちをした

 

  女神さま→私よ私!□◆子よ!

       相変わらず元気そうね

       実はねうっかり予約しなかったのよ

       ごめんねぇ

       この子(私)は私の姪っ子(いつのまに・・・?)

       私は20個

       この子は10個

       余分あるかしら?

 

  おかみさん→あら~□◆ちゃん元気そうね

        暑い中待たせちゃってごめんね

        この時期は家族総出よ

        ほとんど休みなしでこれにかかっているの

        あら~姪っ子ちゃんなのね?

        今度は予約してからきてね

 

という会話の間に

女神さまの分20個

私の分10個は袋に納められていた

 

  はやっ!

  余分の菓子はどこに隠してあったの?

 

 

あきらめかけていた菓子だったのに

何とか10個をゲットできた私

 

  ありがとうございました!

 

私は女神さまに深々と頭を下げた

 

  なんの!なんの!(笑)

  今度から予約してこなくちゃね

 

即席姪っ子にされ

利用された感は歪めないが

こんな状況のなかでゲットできたのは

女神さまが救ってくれたおかげだ

 

3年前にそんな顛末があったので

以降我が家は念入りな計画をたてることにした

今年は少しだけ時期早々な昨日

この菓子を家族で味わうことにした

もちろん事前に予約をした

 

それでもここの菓子の美味しさは

遠く離れたところまで浸透しているようだ

昨日は当地以外のナンバープレートを付けた車も止まっていた

社員証をぶら下げたその客は営業マンらしい

しっかり領収証をもらっていた

 

年々客が増えている

だからこそ

この味は変えないでほしい

 

昨夜は家族で有難く味わった

無病息災を祈りつつ・・・